A4、A3サイズに入りきらない型紙は、貼り合わせが必要になります。
レシピページにある「型紙の全体図」を見ながら貼り合わせて下さい。
型紙の貼り合わせ方法
1.印刷枚数をチェック
型紙データの数と印刷した型紙の枚数が同じか確認します。「型紙の全体図」を見ながら印刷枚数や貼り合わせ箇所を確認してください。
2.実寸で印刷できているかチェック
拡大縮小なしの100%実寸で印刷できているか、5cm定規、または5cmの正方形が表記されている部分を測ってチェックします。
※5cm定規を測った時に、例えば「4.9cm」や「4.8cm」になっていると、数パーセント小さく印刷されてしまっているため、本来のサイズより小さい洋服が出来上がってしまいます。拡大縮小なしの100%実寸で印刷してください。
3.貼り合わせる片方の余白をカットする
片方は「のりしろ」として残しておき、もう片方は貼り合わせる線をカットすると貼りやすくなります。
※カットはしないで、線と線を合わせて貼る方法でもOKです。
カットしない場合は、のりしろ部分が重なるので線が消えてしまいますが、線が消える分量は5mm程度なので、型紙の外周線をカットする分には問題ないです。
4.線と線を合わせてテープで貼る
貼り合わせる線と線をピッタリと合わせて下さい。
貼り合わせ後の仕上がり寸法をレシピ内に掲載していますので、測りながら合わせて、メンディングテープやマスキングテープなどで貼ってください。
大きいパーツや長いパーツは、貼り合わせ箇所が多くなってしまうので、どうしてもズレが起こりやすいです。縫い合わせるパーツ同士の寸法が同じになっているか確認をお願いします。
5.外側の線をカット
縫い代付きパターンですので、外側の線がカット線になります。ハサミかカッターで切り取ってください。
ポイント
型紙の貼り合わせとカットする時は、型紙に記載されている内容をチェックしながらやりましょう。
- 裁断枚数
- パーツ名称
- 衿付け止まりなどポイントとなる合印
- その他合印
などをチェックしながらやると、裁断やミシン作業を効率よく進めることができます。
また、型紙をチェックしながら作業工程をイメージすると間違いが減ってきれいに仕上げることができます。
貼り合わせは大変ですが、「チェック&イメージ=満足の仕上がり♪」になることを頭に入れると、ソーイングをより楽しむことができますのでぜひお試しください。